現在、国や地方自治体が様々な新型コロナウイルス感染症の支援策を行っており、大鍼協に多くのご質問が寄せられています。
大鍼協では自治体の支援をすべて把握できる状況にはありません。
施術所のある市町村や管轄の相談窓口等に直接お問い合わせいただくか、以下のサイトでご確認ください。
【緊急事態宣言】施術所に対する休業要請はありません
現在、緊急事態宣言が発令されていますが、発令中の各都府県のはり・きゅう・あん摩マッサージの施術所に対して、「医療施設」として休業要請はありません(国の業種別ガイドラインの遵守を要請されています)。
施術所における新型コロナウイルス対応ガイドライン・対策ポスター
大鍼協では、施術所における新型コロナウィルス対応ガイドライン を策定しています。
新型コロナウイルス感染症 関連ポスターもダウンロードできます。
>>ダウンロードは「組合員ひろば」から
新型コロナウイルス感染症に関連する支援策
緊急事態宣言の影響緩和に係る一時支援金
2021年1月に発令された緊急事態宣言に伴う不要不急の外出・移動の自粛により、売上が50%以上減少した中小法人・個人事業者等が対象
>>一時支援金について
新型コロナウイルス感染症の感染経路
新型コロナウイルス感染症の感染経路は飛沫感染と接触感染です。
○ 飛沫感染とは、感染した人の咳やくしゃみのしぶき(飛沫)に含まれるウイルスを吸い込むことによる感染です。
○ 接触感染とはウイルスが付着した手で目・口・鼻を触ることによる感染です。
施術所での新型コロナウイルス感染症対策 ~手洗い・咳エチケット~
○流水と石鹸による手洗いを頻回に行いましょう。
特に外出した後や咳をした後、口や鼻、目等に触る前には手洗いを徹底しましょう。
○咳をする場合には口や鼻をティッシュで覆う等の咳エチケットを守りましょう。
咳エチケットや頻繁な手洗い・換気などの実施を心がけていただくとともに、入り口にアルコール消毒液を設置するなど、可能な範囲での対応を検討ください。
- 患者ごとに手洗い・手の消毒
- 手で目・鼻・口をさわらない
- 施術者・スタッフのマスク着用・マスクの外側を触らない
- 施術所の入り口にアルコール消毒液を設置
- 窓を開け放しにする、換気回数を毎時2回以上(30分に一回以上、数分間程度、窓を全開する)、対角線上の窓を2カ所開ける
- タオル・着替えのこまめな交換、洗濯(塩素系漂白剤使用)
家庭や施術所内の消毒について
手指がよく触れる場所を清潔に保つことが大切です。
手など皮膚の消毒を行う場合には、消毒用アルコール(70%)を、物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効であることが分かっています。
(厚労省、新型コロナウイルスに関するQ&Aより)
次亜塩素酸ナトリウムで消毒する
次亜塩素酸ナトリウムはいわゆる塩素系の漂白剤で、消毒に使う場合の濃度は0.1%。
手などが触れると肌が荒れてしまうので、消毒液として薄めて使う際は、製品に記載されている用量に希釈して使用してください。
例)原液濃度が6%の場合 2ℓのペットボトル1本の水に対して0.1% = 約33 mℓ(ペットボトルのキャップ約6~7杯)を入れます(キャップ1杯=約5ml)。
※金属部位に使用した場合は、10分程度たったら水拭きしてください。
陽性患者の来院・スタッフの感染に関して接骨院で起こりうる流れ
陽性患者が発覚した場合の流れ
①保健所から「新型コロナウイルスの感染者が来院した疑いがある」との連絡がある。
②(状況によるが)保健所が営業を続けてもよいか判断する。
③(営業を続けられる場合)営業続行か、念のための休業かを経営者が判断。
④(営業が続けられない場合)休業。
保健所の調査
該当となった施術所は、管轄保健所の調査(など)に協力する必要があります。
・対象者の勤務状況や接触該当者の特定
・対象者の感染防止状況
・施術所内における適切な感染防止策の有無
その際、保健所からの指導があれば従っていただく必要があります。
指導の内容によっては速やかに濃厚接触者を自宅に待機(一般例:14日)させるなど、感染拡大防止のための措置をとる必要があります。
施術所内において、必要な衛生管理と感染防止策を講じていた場合は、施設の休業等を求められることは確率として低くなりますが、クラスター(患者集団)が発生しているおそれがある場合には、休業等、必要な対応を要請される場合があります。
まずは 「施術所における新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」を遵守の上、感染防止 に取り組んでいただきますようお願いします。
施術所の患者減少対策のカギは「安心感」
長引くコロナ禍で「患者さんが減っている…」という声を多く聞きます。
一方で、患者が増えている施術所もあります。
患者を増やしている施術所の共通点は「患者に安心感を与える」。
では、どのようにすれば安心感を与えられるのでしょうか。
・行っている対策を行動で“見せる”
・感染対策をポスターで“見せる”
・PCR検査・抗体検査の結果を“見せる”
目で見てわかることが安心感につながります。