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【学術講習レポート】 筋膜の繋がりを使った経筋療法~膝OA編~2019年1月

ここ数年、凝りや痛みの緩解を図るにあたり筋膜に対する治療が功を奏するということがテレビなどで紹介されたこともあり、一般にも知られるようになってきました。
筋膜を「はがす」「リリースする」表現は様々ですが、本来の滑らかな動きをとり戻すことで全身の張力調整をするという理解でよろしいかと思います。東洋医学を学んだ者ならば皆、「それは経筋のことじゃないの?」と思われたことでしょう。講師の久保先生は筋膜の重要性がこれほど注目される前からいち早く経筋について研究。医師たちは筋膜と筋膜の間に生理食塩水を注入したりしているようですが、久保先生は鍼と手技でもって効果をあげておられます。
本講習会の前半は座学。「黄帝内経・霊枢」に記載のある経筋療法と現代の筋膜療法、双方の共通点について解説。また十二経筋と十二経脈の共通点と相違点を確認。さらに筋筋膜を連続体のシートとラインとして捉えた機構全体を示すアナトミートレインという概念と経筋脈の概念とが驚くほど共通していることを指摘します。つまり経筋は経筋脈の繋がりを重視し、アナトミートレインは筋膜の繋がりを重視する。いずれもそれぞれのラインに沿って異変が現れ、異変部の滞りを除けば全体が整うということです。経筋の流注を知ることで思わぬ治療ポイントを発見することもできます。この考えに基づいた治療ポイントの選択と施術は、経験の浅い学生たちでも久保先生の指導の下で良い成績をあげているとのことで、受講する先生方も俄然力が入ります。
後半は膝部のトラブルを例にとっての実技。経筋の考え方から導き出された治療ポイントに施鍼。昨今何かと話題の大腰筋についても言及され、こちらも受講者の関心を集めていました。
古典という金の鉱脈を再認識させられる「気づき」のある素晴らしい講習会でした。

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